こんにちは♪
とべ動物園では「直接飼育」と言う方法で、飼育員さんがゾウさん達と同じ生活空間に入っての飼育をしています。これに対して砥夢くんが婿入りした多摩動物公園では、飼育員さんが同じ空間に入らない「準間接飼育」。飼育方法に違いがありますが、どちらも大きな体のゾウさん相手の仕事なので、ゾウと飼育員さん達との信頼関係が無いと成り立ちません。そのため、両動物園とも、ターゲットトレーニングと呼ばれる様な訓練もしています。

今回は、とべ動物園での媛ちゃんの訓練の様子を目撃したのでお伝えします。

<とべ動物園アフリカゾウの媛ちゃん(7歳)と飼育員の北本さん>
とべ動物園アフリカゾウのブログ:やぁ!とべとべずー
とべ動物園では、ゾウさん達がエサの入ったバケツを自ら鼻にぶら下げて歩いて来たり、エサを貰う際に飼育員さんが「待て」の号令で鼻を頭上に掲げて「よし」の合図まで食べるのを待ったり、先日のアフリカゾウ姉妹のお節句でもリカ母さんが足を持ち上げて大人しく鎖に繋がれるのを待ったりと、躾がしっかりなされている様子がよくわかります。普段の訓練の賜物ですね。

多摩動物公園では砥夢くんは毎日1時間程室内で訓練をしているそうです(現在は非公開)。とべ家では、あまり訓練はしていないそうで、基本は室内で、時々室外の運動場でもしているそうです。

媛ちゃん、飼育員の北本さんと訓練中
この日は運よく、媛ちゃんがキーパーの北本さんと訓練をしていました。運動場は訓練の邪魔にならない様に媛ちゃんだけが出ていました。お転婆娘の砥愛ちゃんが居たら、砥愛ちゃんアタック炸裂で、訓練どころじゃないですからね(笑)。

とべ動物園赤ちゃんゾウ砥愛ちゃんのお姉さんゾウ:媛ちゃん(7歳)
飼育員さんが媛ちゃんの耳を軽く持ち、「前」、「よし」などの合図をしながら一緒に歩いています。

ターゲットトレーニング中のとべ動物園アフリカゾウの媛ちゃん
続いて前脚を持ち上げる訓練。媛ちゃん、お上手です。

とべ動物園(愛媛)におけるゾウの訓練の様子
続いては、まず後ろ足をついてから、砂場に座り込みます。

アフリカゾウの写真満載のブログ:やぁ!とべとべずー
お~パチパチパチ(外野のケの拍手)

日本で初めて人工哺育で育ったアフリカゾウの媛ちゃん(7歳)
続いては、「ふせ」の合図で横になる媛ちゃん。

日本で唯一アフリカゾウの親子が暮らす砥部動物園(愛媛)
体が大きく、体重の重いゾウさんは寝る時も、長い時間横になっては寝ないそうです(自分の体重で肺とか内臓が圧迫されるため)。ですから、このゴロンゴロンはなかなかの大技ではないでしょうか。
(砥愛ちゃんや媛ちゃんは砂遊びでゴロンゴロンをよくしますけどね)

ゾウと飼育員さんとの絆
媛ちゃんの口の中に手を入れて、何かを語っている飼育員さん。勿論信頼関係が成り立っていないと、こんな事は出来ないですよね。

とべ動物園ゾウの姉妹:赤ちゃんゾウ砥愛のお姉さんゾウ媛(ひめ)
再び立ち上がり、前足、後足を持ち上げる媛ちゃん。

とべ動物園アフリカゾウ担当キーパー:椎名さんと北本さん
今度は「はんたい」
室内飼育場と運動場の通路では、椎名さんが通せんぼしながら、媛ちゃんの訓練を見守っています。

昨年6月に生まれた赤ちゃんゾウの砥愛(とあ)ちゃんとリカ母さん
今日の訓練終了。この時を待っていました!!とばかりに、耳を広げて、パタパタと足音を立てながら砥愛ちゃんが飛び出してきました。
「わ~い♪ 媛ねえちゃん、あそぼ~」 (by 砥愛ぢゃん)
「砥愛ちゃん、お待たせ~」 (by 媛ちゃん)

いや~、いいもの見させて頂きました。お疲れ様、媛ちゃん。 (by ケ)


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