やぁ！とべとべずー与茂駄（よもだ）くあとろ　～とべ動物園で暮らすアフリカゾウのブログ～

与茂駄（よもだ）とは、伊予弁で「とりとめのない話」。地元愛媛の、とべ動物園で暮らすアフリカゾウの、アフ父さん、リカ母さん、媛（ひめ）ちゃん、砥夢（とむ）くん、砥愛（とあ）ちゃん親子にメロメロです。

5月17

媛ちゃん、お家で頑張ってます！

カテゴリ:: 媛（ひめ）ちゃん

こんにちは♪
STAY HOMEが言われる中、媛ちゃんはAT HOMEで頑張っていました。
　※再開となったとべ動物園。媛ちゃん達も運動場に出ていますよ。

＜とべ動物園アフリカゾウ：媛ちゃん（メス、１３歳）＞

夕方、媛ちゃんがお部屋に戻った後に媛ちゃんがトレーニングをしてい様子を見る事が出来ました。
（媛ちゃんの部屋は、夕方にゾウさん達が室内飼育場に戻った後、ゲートがオープンになり、室内飼育場の外から見学が出来る様になっています。トレーニングは不定期です。）

飼育員さんの指示に従い、右前足を柵の上に乗せる媛ちゃん。
とべ家のトレーニング、直接飼育の時には同じ運動場でゾウさんと飼育員さんが一緒に出て行っていたのですが、昨年からは同じスペースでは交わらない準間接飼育に変わったので、この様に柵越しでの訓練に変わっています。

このトレーニング、単に飼育員さんの指示に従わせているのではなく、体重の重いゾウさんにとって重要となる足の具合の確認や、時には治療も行っています。この日は蹄の辺りが擦り剝けていたので、その部分に緑色のお薬（消毒作用のある硫酸銅らしいです）を塗って貰っていました。

トレーニングが終わったお部屋の中には、天井から吊るされたネットの中に夜食が。これは夜間にゆっくりとご飯が食べれれる工夫（採食エンリッチメント）なんだそうです。

この媛ちゃんのお部屋、最近（３月位です）模様替えが行われました。そのお部屋の様子がコチラ

どこが変わったのか分かりますか？　
はい、簡単でしたね。垂直に設けられていた柵の間に、斜めの格子が追加されていました。

この柵はPCウォール（プロテクテッド・コンタクト・ウォール）と言われるもので、ゾウさんと飼育員さんが安全に柵越しで健康管理ができるように考えられているそうです。

詳細は、ゾウ舎に掲示されていたコチラ

の案内を見てください。

このＰＣウォール越しの最近のトレーニング（コロナで休園になる直前の４月）の様子がコチラです

媛ちゃん、飼育員さんの指示に従って、指示された位置、足をちゃんと柵の上に置けていますね。
えらいゾウ、媛ちゃん♪

足をしばらく柵の上に乗せたまま、じっとしている媛ちゃん。その間に飼育員さん達が以前に怪我をしていた蹄の部分などを念入りにチェックして貰っています。こうやってしっかりとケアして貰っている様子を見ると安心しますね。

右足に続いて、左前足。

後ろ足もこの通り♪

今日も大変よく出来ました♪　のご褒美のご飯です。

このPCウォールがあるのは媛ちゃんのお部屋です（昔のアフ父さんの部屋ですね）。じゃぁ、リカ母さんと砥愛ちゃんはどうしているの？の疑問ですが、リカ母さんと砥愛ちゃんは午後にこの部屋に入ってきてトレーニングを個別にやっています。ただ、この時間は室内飼育場を見学スペースは閉められているので、砥愛ちゃん達の訓練の様子は見る事は出来ません。コロナが終息したら、このトレーニングの間だけでも見学出来る様になったら嬉しいですね！（以前は運動場で元気にトレーニングに励む砥愛ちゃんの様子を見るのが大好きでした）　飼育員さん情報によると、砥愛ちゃんも上手に出来ているそうで、砥愛ちゃんハキハキと、ドヤ顔でやっているそうですよ♪　（ますます見たい！！）

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